YM Short Pants

オーダー項目

カラーグレー

サイズ XS XL

¥13,200 JPY

セール Sold out

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「年中使えるショートパンツ」

山でもランでも町でも履き続けられるバッグ代わりになるパンツを2020年に設計して2021年にリリースし、新たなステージに向けて6ポケットとウエストアジャスター仕様へ変化を遂げて2022年にリリースしたYM Short pantsの2023年Version。

YM Short Pantsのこれまでの開発品の記事はこちら↓

[開発コンセプト]

バッグ代わりの年中使える山町パンツ

シンプルなデザインだけど、誇張しないデザインなだけに「なんにでも」合わせやすい。

家着でもいいし、ちょっとしたワンマイルウェアとしてもいい。

また年中使えるランニングパンツとしても十分に使えます。※個人差ありますが寝巻きとしても普通に使えます。

出かける時もポケットに全部詰め込んで出かけられる、バッグ的に使えるこのショートパンツはさっと外に出るときや、外出先でちょっと体を動かすときにでも柔軟に対応できる仕様になっています。

寝て起きて、家でゴロゴロして、出かけて、少し走ってみて、山を登って。。。それらが一繋ぎになるパンツに仕上がったかなと思います。

特長

・素材: タスランナイロン100%

2022年1st生産の素材は国内メーカーの薄手のタスランナイロンタフタを使用しております。撥水性に加え紫外線カットの特性を兼ね備えた生地を選定しました。

ナイロン生地の特長

ナイロンは透湿性も持ち合わせておりますが耐風性も高く風は通しにくいので、ポリなどに比べると湿度が高いところでは少し感覚として蒸れやすいです。

ですが、ヒップ、モモ幅、裾幅を十分にとって有り、通気性は良い方なのでトレードオフしておりいいとこドリで素材のスペックを最大限に活かせていると言えます。

中には生地でポリウレタン混(2-5%)のストレッチタイプもありますが、ポリウレタンは水分、紫外線に弱く、寿命が2-3年というデータもあります。

ポリウレタン混はスタイリッシュにタイトにデザインされたモノにはぴったりの素材で、昨今スーツにまで採用されており、殆どの方が今日常でストレッチの恩恵を受けているはず。

ですが、その分透湿性、通気性を阻害する原因になっているのも事実。。。

そして風合い。。。

今回選んだナイロンは100%ナイロンでナイロンのいいところを全て楽しめるところ。

そして見た目コットンに近い風合いでコットン以上の機能を持っているところ。

それをなんとか上手く使いたいと思い、シルエットと機能性をギリギリのラインで突き詰めた形となります。

収納力

特にバックポケットに拘りました。ワークパンツ系では工作道具が入るようなサイドポケットやバックポケットなどが多いですが、あまり多すぎたり小分けにするとごちゃごちゃし過ぎてかえってオーバースペック。だったらシンプルにがばっと入れて移動できるポケットが二つあればいいのでは、というところにいきつき、この仕様となりました。

このようにモンベルのペットボトル700mlは余裕で入ります。パンツが大きすぎると、ガバガバとなりポケットの中で動いてしまいますが、なるべくジャストで履かれることを設計者としては推奨します。勿論履き方やフィット感は個人差が有りますので、もっと大きめに履きたい方は大きめを選んでもいいし、小さめが好きなら1サイズ落としてもいいです。機能をフルに堪能していただくのであれば、JUST!（ぴたぴたのジャストではなく、適合サイズ程度）をお勧めします。

ただ、多くのパンツはポケットがピタッとして手が入れにくいモノも多いのではないでしょうか？

ジャストサイズだと特にピタピタで、手の甲も汗ばんだりしていると出し入れし辛い事も多いはず。

その部分を改善するため、ポケットはアーチを外側につけておりますので、ピタッとしたジャストサイズでも出し入れがしやすい様に仕上げております。

この前後ポケットのゆとりある空間によって出し入れし易くしておりますので、バックポケットにもボトルやジャケットを無造作に入れ込むことも可能です。

ポケット口も拘り、モノが飛び出し辛く出し入れしやすい位置に設計しております。パンツによっては真横付近にポケット口があるものもありますが、親指の付け根などが毎度引っかかりたり、身体を横に傾けないと使いづらかったりしたり、ポケットひとつで、これ今日履きたくないなあと思う方もいらっしゃるはず。。。

それを少しでも改善したいのでこの位置に拘りました。

6ポケットのパンツ

また今回は「両腰」にジッパーポケットを備えており、計6箇所のポケットを備えております。

開発当初のサンプルは両腰にジッパーポケットを設けておりましたが、コストがかなり上がってしまって何とかできる範囲で最高のものを作ったのが2021モデルでした。

ジッパーポケット比較

※上 2022モデル / 下2021モデル

しかしそうは言っても「ジッパーが両腰に欲しい」＝貴重品を両方に入れてバランスを取りたい、利き腕側にジッパーが欲しい、というご要望が多かったので今回採用に踏み切りました。

よって両腰にスマートフォンや財布が入れられます。スマホもサイズによりますが、iphone11のケース入りがなんなく入るくらいの設計となっております。（間口12cm程度)

今後スマホが拡大傾向になれば見直しするかもしれませんが、概ねほとんどの機種が対応可能かと思います。

ジッパーなので、鍵や財布などの貴重品を入れておくのは本当にお勧めです。

ウエストアジャスター

2022年モデルは伸縮性のある紐から「ワンハンドで調整可能なアジャスターテープ」を採用しました。ランニングパンツのように寝転がってもごろつき難い「腰ひも」も捨てがたい仕様でしたが、ポケットを1つ追加したことによって収納する量が増えた分、パンツがずり落ちしないよう、安定性を持たせるためには腰ひもでは限界もありアジャスターテープを採用しました。

プラスチックパーツは薄型のものを採用しておりますので、寝転がってもなるべく気になりにくいものを選んでおります。

クイックリリース&アジャスト

ウエストゴムは昨年同様でゴムあがりからMAXウエストまでを20cm程度にしているので「広がり」は少ないですがその分締め付けが少ないので長時間履いてもウエストの窮屈さは感じにくいと思います。どうしてもゴム上り巾が大きいものは締め付けがきつく、長時間履くとウエストにストレスを感じやすいのでなるべくゴム上りは緩くしております。