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YM Micro Fleece Long Sleeve

YM Micro Fleece Long Sleeve

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通常価格 ¥12,500 JPY
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はじめに。。。

昨年は「冬の普段着にもそしてそのままハイクやランにも使える温かくて抜けの良い便利なトップスは無いものか?」をテーマに掲げてブロックフリース(生地は既に製造中止)を採用しました。ナチュラルなストレッチもあって非常にいい生地でしたのが冬のハイクにはやや物足りなさを感じることも。。。

冬のハイクでゆっくりと休憩したい時にはこれでもちょっと寒いかもと周りの知人やハイカーさんからもお話が出て今期はもっとのんびりハイクで冬に使えるものを作ろうと思い取り掛かりました。

色んな生地を見ていくと「マイクロフリース」に出会いました。マイクロフリース毛足が短く滑らかで何と言っても肌触りがよい。そして昨年のグリッドフリースよりも軽くて暖かい、、、。

これなら特に12月後半から2月頃(昨今だと1-2月がピーク?)にかけて寒い日が続く中に理想的な環境を作ってくれるかなと思い制作しました。

特に2023の今年に入ってからは一般家庭に大きくのしかかる電気代の高騰や燃料の高騰で節約を余儀なくされ、身も心も冷えてしまう。。。

そんなことになりたくないしやはり冬は暖かく過ごしたい。そこに救世主のマイクロフリースは持っただけでほんのりあたたかく袖を通すだけで癒されて軽い着心地のよい毛布をまとっているそんな生地です。

ポリエステル100%で吸水速乾にはすぐれてはおりますが、汗吸いは天竺のような網目構造ではないのでそこまで優れておりませんので速乾力はニット地仕上げに比べて劣りますがそれと引き換えに「保温性」を確保しております。

両脇ポケットにはメッシュ素材を使用していているのでベンチレーションにもよいので程よい冬のハイクや日常着としてご利用頂けるそんな製品に仕上げました。

■製品仕様■

1: マイクロフリース生地の特長

薄手フリースで軽くてそして細かなフリースの繊維間にあたたかな空気を蓄えられて高い「保温性」があります。ポリエステル100%ですがニット時のようにストレッチして着心地が非常に良い生地です。グリッド生地などには劣りますが、通気しやすい素材で「ムレ」も効果的に外へ逃がして機能的な素材です。

また、通気で寒くなってきたときには上からハードシェル(レインジャケット等)を羽織ることでインシュレーションとして活躍し、内部の保温効果がぐっとあがるので停滞時や風の強い行動時には防風系アウターを羽織ることで保温着にもなります。※ニット生地は表面生地の滑りが悪いので内側がつるっとした生地のものを着用することをお勧めします。2 / 2.5レイヤーなどの裏地がべたつく生地だと「ニット生地との相性は悪く」着用時にツッパリを感じます。


2: ハンドウォーマー

 

腰高に配置したポケット内は袋布を上部ステッチ止めしておりポケットをすっきり固定。内側で裏地メッシュで通気を確保しつつ、ザックヒップ・ウエストベルトの干渉を防ぐ配置となります。

 

3: ドロップショルダー / ヨーク縫製

 

厚手の分縫製部をフラットにしても肌面に当たる部分の違和感があり、かつインナーを中に着ると肩で渋滞を起こしてモコっとなるので、それを「ドロップショルダー」にすることで不可を軽減。
ドロップショルダー特有のふわっとしたシルエットをだしつつアームホールはそのままにしているので脇下生地がザックハーネスに挟まりにくいのでまくり上りを軽減しております。

またYM Short sleeve同様、肩(ヨーク)仕様を袖口まで採用することでザックショルダーの干渉を軽減


4: サムホール

 

袖の切り替えし配した「バインダー仕様」の使い易いサムホールはちょっとした行動中・停滞中のハンドウォーマーとしてご利用くださいませ。

補足※袖の切り替え部に配しているので切り替えに沿ってお袖を通して頂いて指を通してご使用くださいませ。切り替えに付いている分若干の入れにくさと捻じれを感じる部分があるかと存じますがこの製品の仕様となります。

5: 重量

飛ぶように軽い!とは言えずですがまとうとその軽さは体感いただけると思います。実測でMで260g、Lで約290gになります。クルーネックでサイドポケット付きのウェアとしては中々軽い部類であるかと思います。

ただUL系の速乾-通気性特化の軽量アクティブウェアの分野では「圧倒的な軽さはありません」がそことは全く異なるアプローチの製品です。

ただそれと引き換えに得ている「着心地」、「温かさ」=「生地の厚み」は普段の生活の延長で山へと繰り出す方々にとってはシームレスに使えるデザインと機能に達したと考えております。

昨年と同じ内容になってしまいますが、僕は筑波方面で活動することが多いので低山(300m~800m)が多いのですが、それでも冬の山頂は風が吹けば冷えるのでなるべく厚手のものを中に着てその上にレインジャケットなどを着て風を凌いで過ごしたいので今回の生地を採用しました。

アウトドア用途であればインナーにはYM Short sleeveのような吸水速乾性に優れたものをインナーに着たり、薄手のメリノウールの半そで/ノースリーブなどを着るレイヤリングがお勧めです。

停滞する場合には内生地の滑りが良いレインジャケットなどのハードシェルを上から着用すると良いです。

 

ご注意点: 生地/お洗濯/その他ご注意点

お洗濯

洗濯表示基準でお洗濯・管理をお願いいたします。

お洗濯の時には「洗濯ネット」に入れてお洗濯ください。毛抜けの際に他のお洗濯ものに付着するのを防止できますし表地のダメージ軽減にもなります。

 

生地

マイクロフリースの特性上、毛が抜けやすくほこりが付きやすい素材ですし静電気も発生しやすいです。また加工されている生地ではありますがよく稼働する部分や擦れる部分(ザックのショルダーなどで)には毛抜けや毛玉が発生します。毛玉が出来ると光が毛玉に当たって陰影ができやすく目立つので、その場合には毛玉取り等で処理することで品質を長く保つことが出来ます。

以下はフリース1枚でザックを1時間上下に揺らしながら背負ったときのテストです。

ザックやショルダーバッグなど動くと揺れるもの・凹凸により摩擦するものと行動すると小さな毛が抜けて徐々に蓄積されて大きくなり画像のようなの毛玉となります。カーキーなどの明るい色は黒のザックなどに付着すると色が目立ちわかりやすいと思います。

先ずは目立ちにくいブラック。

 

ブラックは毛が抜けて毛玉になってもほぼ目立ちませんがじっくり見るとこの通りです。

一方の明るい色、カーキなどは、、、

摩擦により細かな毛が取れて蓄積して毛玉になっているのがよくわかります。

ザックのショルダーのパーツ部ですが、行動中凹凸で摩擦が多いところに非常に細かな毛が抜けてそれが時間と共にたまってくると毛玉になります。

 

毛足の加工されている生地ではありますがぐっと引っ張るとこのように毛が少しだけ抜けます。

ブラック、カーキともに洗濯~3回目の状態で1時間程YM Back pack Journeyを背負って上下動テストしました。

フリース1枚で背負うと摩擦の多い部分(ザックなら特にボトム部)、ショルダーの凹凸ナイロンテープ部分などに付着します。

洗濯を繰り返す・着用頻度上げると毛抜けが少しづつ減少します。

ご面倒ではありますが新品時を着用の際にはセロテープやガムテープなどでぺたぺたと処理して使って頂ければ幸いです。

 

また洗濯時に少しご不安かと思いますが、、、

ドラム式洗濯機にあえてフリースをネットにいれず、コットンの白Tと一緒に洗った結果、、、

かなり見辛いですがかなりわかり辛いレベルの付着となります。ほとんどわかりません。

ただし念のため、洗濯する際にはネットに入れて頂くことを推奨いたします。

 

最後に。。。

マイクロフリース生地ですので布帛生地と比べて毛抜けやピリングが発生しやすい素材ではあります。

摩擦が多い生地との相性が悪いので、長く綺麗に着用頂く場合にはアウターを着用する際には裏地がつるっとしたコートされたジャケットやトリコットなどつるっとしたジャケットを着用してください。

ただ日常普段着やアウトドアでガシガシ使って頂きたいので毛玉や毛抜けが気付いた段階で処理しながら着用して頂けたら幸いでございます。

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